犬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             old旧大門動物病院へ

集団の健康管理

ペットショップや繁殖所のように、動物が集められた場所の衛生管理は一般の個人で少数の動物を飼育する場合と異なる管理が必要となります。

ワクチネーション

親犬から子犬に病気に対する抵抗力が伝わる事を移行免疫と言います。この移行免疫が子犬の健康管理にとって非常に重要となります。もし、親犬が適切な間隔で予防注射を受けていないと、本人(親犬)は発症しないで保菌者(キャリア)になってしまう事があります。この場合に子犬に移行免疫が伝わらないだけでなく、親犬から病気を移されてしまうことも起こります。したがって、繁殖に使用する雌犬は高度に免疫(場合によっては、通常のワクチン間隔より短い間隔で追加接種)された状態にしておく必要があります。また、子犬のワクチンも通常、個人で飼育する場合よりも早く接種し始める必要があります。  

細菌、寄生虫に対する管理

寄生虫に関しても親がキャリアになり子犬に移す事が多いので、親犬が下痢をした時は必ず検便をしておきます。また、抗生物質を連用したり適切な量で投薬しないと抗生物質が効かない耐性菌の出現を招く事があるので、抗生物質を使用するときは必ず獣医師の診断のもとに使用する事が大切です。

検疫

新しい動物を導入した時は2週間以上(潜伏期間)他の動物と隔離し、さらにその間に健康診断を実施して寄生虫や病原体の侵入をくい止めます。

犬舎の衛生管理

1.温度、湿度の管理

病気の発生を防ぐ為には適切な温度管理が必要です。エアコン等の空気を汚さない器具を使い犬種におおじた適切な温度に管理します。また、器具の手入れも重要で定期的に器具の内部を掃除しカビや病原菌の発生を防止します。できれば、最低最高温度計(園芸用品で最低温度と最高温度を記録する温度計)を設置すると良いでしょう。

2.換気

動物が限られた空間に多数集められると排泄物や呼気によって空気が汚染されます。また、消毒のために塩素やアルコールを使うと有毒のガスが発生する事があるので、積極的に換気する必要があります。この時の注意としては、必ず空気の取り入れ口を確保することが重要です。

3.消毒

病原体を広めない為には、それぞれの病原体に応じた適切な消毒薬を使用する事が大切です。また、消毒を行う時には、必ずゴム手袋をして消毒薬から手を保護すると同時に人に対する感染を予防することも重要です。病気の発生時も動物ごとに手袋を分ける事により病気の拡大を予防することが必要です。

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